留守 玲 / RUSU Aki
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熔接によって生じる鉄の変容を凝視し、紡いで立ち上げます。全体と部分、刹那と劫を同時に捉える事を願望し、素材と対峙していると、その複雑化した容態の中に「美を見つけた」と思える時があります。こういう個人的な事象を通して周囲と関わり、そこから言葉とフォルムを発見する事が今の私の鉄観・熔接観であります。
Ceramic, Glass, and Metal Works 多摩美術大学工芸学科 教員紹介
留守 玲RUSU Aki
金属プログラム・准教授・金属造形家
プロフィール
1976
宮城県生まれ
2002
多摩美術大学大学院 美術研究科デザイン専攻クラフトデザイン修了
現在
多摩美術大学工芸学科金属プログラム准教授
個展
2024
「Cut’ SPCC 変容速度の自律」／壺中居・東京
2023
「順手・逆手・ドライヴ」／日本橋高島屋S.C.美術画廊X、大阪高島屋美術画廊ギャラリーNEXT、京都高島屋美術画廊
2022
ギャラリー目黒陶芸館・三重 ( ‘06 ’10 ’13 ’16 ’19 )
2022
ギャラリー杜間道・宮城 ( ‘12 ’14 ’16 ’19 )
2021
「RUSU AKI IRON WORKS Creative Reconsideration of Welding Method」／壺中居・東京
2020
「過飽和より」（ ’15 「鉄の置き物」 ’18「思考の余白」展）／日本橋高島屋６階美術工芸サロン・東京
2018
「Creative Reconsideration of Welding Method」展／館 游彩・東京
2017
現代陶芸 寛土里・東京
2016
「ー熔かし紡ぎ 熔紋ー」（’11 ’12 ‘13 「―鉄・うつわ・熔かし紡ぎー」）／ギャラリーおかりや・東京
2014
「留守玲―筆華―」／日本橋高島屋２階アートアベニュー・東京
2014
柿傳ギャラリー・東京
2012
「 留守玲の茶室 さびのけしき」／山口県立萩美術館・浦上記念館
2009
「―鉄と銀の造形―」（’07「てつのしごと」）／赤坂乾ギャラリー・東京
2009
「留守玲金工展と重陽の室礼」／ギャラリー册・東京
2008
METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI・千葉
2003
コンテンポラリーアートNIKI・東京
主な企画展・グループ展
2025
「CURATION⇄FAIR Art Kudan 2025」（kudan house・九段ハウス）
2024
cutting edge 2024（香林坊大和・金沢）
2024
「驚異の部屋」―眠らない獅子計画― vol.1 侵犯、超境、超超するゲーテの手（武蔵野美術大学・東京）
2024
小さきものはみな美しⅡ（柿傳ギャラリー・東京）
2024
「工＋藝」（東京美術倶楽部）
2022
Contemporary Metalwork 変貌する金属（岡山県立美術館）
2021
想いを紡ぐ：三人の発露ー関島寿子・小川待子・留守玲ー（中長小西・東京）
2021
KOGEI Art Fair Kanazawa 2021(ハイアットセントリック金沢）
2021
国際工芸アワードとやま 2020羽ばたく工芸の未来（富山県美術館）
2020
平面と立体ー共鳴するノスタルジア（髙島屋美術画廊・東京、京都、大阪、名古屋巡回）
2020
「ゲーテの目、あるいは舞踏する庭」（art biotop那須スイートヴィラ・栃木）
2020
輝けるメタルアート 淡水翁賞35回記念（石洞美術館・東京）
2019
所蔵作品展 パッション2020 今みておきたい工芸の想い（東京国立近代美術館工芸館）
2019
野口裕史退職記念展 多摩美術大学金属工芸４０年（多摩美術大学美術館・東京）
2019
金属の平面表現（SOKYO GALLERY 艸居・京都）
2019
これまでとこれからの架け橋（横浜髙島屋７階美術画廊）
2019
所蔵作品展「みた？ーこどもからの挑戦状」（東京国立近代美術館工芸館）
2019
生まれ変わる伝統：イセ・コレクション所蔵・現代日本の工芸品展（香港大学美術博物館・香港）
2019
アートみやぎ2019（宮城県美術館）
2018
東京国立近代美術館工芸館名品展 いろどりとすがた（石川県立美術館）
2018
「特別陳列 留守玲」所蔵作品展「こどもとおとなの アツアツこうげいかん」会場（東京国立近代美術館工芸館）
2018
風詠抄ー常（横浜髙島屋７階美術画廊・神奈川）
2016
第２回菊池寛実賞 工芸の現在展（菊池寛実記念智美術館・東京）
2016
生への言祝ぎ 展（大分県立美術館）
2015
Nippon! Contemporary Arts and Crafts from Japan, ESH Gallery, Milan, Italy
2014
第19回 MOA岡田茂吉賞展(MOA美術館・静岡) ’19 第21回
2014
ニコライ・バーグマン×日本の工芸作家によるDouble Value Product（日本橋三越本店 本館6階美術フロア・東京）
2013
身を飾るかたち（日本橋三越本店 本館6階美術特選画廊・東京）
2012
方法の発露（ギャラリー緑隣館・埼玉）
2009
PIANISSIMO 田中みぎわ／留守玲 展 －冬の浜辺から－（茅ヶ崎市美術館）
2008
「KOUGEIの素姿」試論1～回転体について（多治見市文化工房ギャラリーヴォイス・岐阜／ギャラリー册・東京）
2007
開館30周年記念展Ⅱ 工芸の力―21世紀の展望（東京国立近代美術館工芸館）
2007
〈素材×技術〉からフォルムへー布と金属―（茨城県つくば美術館）
2005
第1回 出雲・玉造アートフェスティバル～光の縁結び（玉造温泉・島根）
2004
第43回北陸中日美術展 アートナウKANAZAWA (石川県立美術館)（以後’05第44回）
2004
書・册あるいは机上空間のためのオブジェ展Ⅺ（NIKIギャラリー册・東京）
2004
拡兆する美術TSUKUBA2004（茨城県つくば美術館）
2003
素材と造形展―若き世代の踏み出した場処― （コンテンポラリーアートNIKI・東京）
2003
現代日本の工芸作家たちーその新しいかたちー（コンテンポラリーアートNIKI・東京）
受賞
国際工芸アワードとやま 優秀賞
第34回 公益財団法人美術工芸振興佐藤基金 淡水翁賞 最優秀賞
第27回タカシマヤ美術賞
第２回菊池寛実賞
第44回 神奈川県美術展 工芸部門 特選
財団法人日本文化藝術財団 第11回 日本現代藝術奨励賞
熊日総合美術展21世紀アート大賞2001 熊本放送賞
収蔵先
国立工芸館
V&A博物館
イセ文化基金
髙島屋史料館
ザ・リッツ・カールトン日光
菊池寛実記念智美術館
山口県立萩美術館・浦上記念館